名刺の作り方

【自作名刺】インクジェットにオススメの名刺用紙《エーワン/コクヨ/プラス》

インクジェットプリンターで名刺を自作する場合、どの名刺用紙を使ったら良いかを手っ取り早く知りたい人向けに、オススメの名刺用紙を紹介します。

ここで紹介する名刺用紙は、自分の経験(紙媒体のデザインに携わって10年以上)をもとに厳選していますので、個人用としてはもちろんのこと、仕事用の名刺を作りたい人にも納得してもらえるものかと思います。

オススメする3種類の名刺用紙を一つずつ、特長や適性を交えて紹介しますので、作りたいと思っている名刺のイメージや自身のプリンターとの兼ね合いを考えてみてください。

既に名刺を自作している人だと、用紙を他の種類やメーカーに変えるのは面倒なのでは?と思っているかもしれませんので、それについても後で解説しています。

オススメの名刺用紙

オススメの名刺用紙は次の3種類です。

  1. エーワン マルチカード 名刺用紙 両面 クリアエッジ 厚口
  2. コクヨ インクジェット 名刺用紙 クリアカット 厚口
  3. プラス 名刺用紙 いつものカード キリッと両面 特厚口

比較表にするとこんな感じになります。

名刺用紙価格紙厚手触り色味両面フチまで印刷適正

色々な
プリンター

¥500前後0.23mm

インク
ジェット

¥500前後0.25mm
¥400前後0.24mm
¥800前後0.26mm

●価格は名刺100枚分(10シート)●紙厚はシートから取り外した状態の厚み ●手触りや色味は個人の好みによって変わります ●印刷適正は印刷時の厚みを基準にした評価

次から詳しく解説していきます。

 

オススメ①:エーワン マルチカード 名刺用紙 両面 クリアエッジ 厚口 フチまで印刷

エーワン-マルチカード-名刺用紙-両面-クリアエッジ-厚口-フチまで印刷

はじめて名刺を自作するなら、この用紙を選んでおけば間違いありません。名刺らしい厚みがあり(0.23mm/インクジェット専用 0.25mm)、切り口もキレイ。両面、名刺の端まで印刷できる(表面のみ)ので、デザインの制約もあまりありません。

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ポイント

「インクジェット専用紙」と「色々なプリンター対応」どちらが良い?

インクジェット専用紙は手触りが良くないので、基本的には「色々なプリンター対応」がオススメです。

「印刷面が多い」「写真を入れる」場合はインクがこすれて汚れる事があるため、インクの定着が早いインクジェット専用紙の方が適しています。プリンターやインクによるところもあるため、実際のところ試してみない何とも言えません。

Amazonの商品リンクを掲載しておきますので、価格等はそちらから確認してみてください。
アイボリー(きなり)の色味やフチまで印刷でないものもあります。

エーワンは種類が多いので、購入する時は「クリアエッジ」「厚口」のタイプかを要確認。「マイクロミシン」や「標準タイプ」の用紙は仕上がりがイマイチなので間違えないようにしましょう。

 

オススメ②:コクヨ インクジェット 名刺用紙 クリアカット 厚口

コクヨ-インクジェット-名刺用紙-クリアカット-厚口

先ほどのエーワンの名刺用紙との違いは「フチまで印刷」には対応していない事です。厚みも十分あり(0.24mm)、切り口もキレイで両面印刷にも対応しています。

インクジェット専用紙ですが、手触り悪さはそこまでなく、表と裏での印刷具合の差もあまりありません。インクジェット専用紙が良くて、フチまで印刷する必要がないなら、エーワンよりこちらの名刺用紙をオススメします。

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「クールホワイト」「ナチュラルホワイト」「アイボリー」の3種類の色味がありますので、商品リンクから確認してみてください。

色味で言うと「ナチュラルホワイト」の白いけど白過ぎない感じが僕的には好きな白さでオススメです。こちらの用紙も必ず「厚口」のものを選びましょう。

 

オススメ③:プラス 名刺用紙 いつものカード キリッと両面 特厚口

プラス-名刺用紙-いつものカード-キリッと両面-特厚口

手前の二つの名刺用紙は予めカットされた名刺がA4の台紙に貼り付いているタイプ。こちらは切り離すタイプですが、ミシン目カットよりも自然な切り口に仕上がります。

台紙に貼り付いているタイプだとシートの状態の厚みが0.3mm以上で、プリンターによって汚れが出たり、紙送りが不安定な場合があります。この用紙なら台紙がない分、しっかりした厚み(0.26mm)がありながら印刷の適性も優れています(印刷不良が起きにくい)。

難点を言うと、用紙の白さ(ホワイトの場合)はグレー掛かっていて良い紙じゃなさそうな所、うまく切り離せないとビニールのようなものが残って見た目が良くない所です。

名刺用紙の中でも厚い方なので、名刺は厚みが命という人にはオススメです。

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同じタイプでアイボリーの色見もあります。

「はがしてキリッと両面」は台紙に貼り付いているタイプで、厚み自体も薄いので、間違って選ばないようにしましょう。

 

他の名刺用紙に変えるのはそれほど面倒ではありません

名刺用紙メーカーの作成ソフトを使っている人は多いと思いますが、用紙を別のメーカーにしたからと言ってソフトまで変える必要はありません。

重要なのは用紙のどの位置に名刺が配置されているかなので、それが同じなら種類やメーカーに関わらず問題なく印刷できます。印字はプリンターの印刷設定でするためソフトとは無関係です。

名刺そのもののサイズは同じなので、用紙のパッケージに書かれている上下左右の余白が同じなら配置位置も同じになります。「フチまで印刷」のものでなければ基本的に同じかと思います。

一番オススメしているソフトがA-oneの「ラベル屋さん」ですが、こちらだと他のファイル(同じソフト)からデザインを持ってくることも出来るので、配置位置が違う場合でも苦労せずに対応できます。

Wordで作っている場合は?

Wordで作っている場合も同じことが言えるので、配置位置が同じなら問題ありません(もちろん他のソフトでも)。

後、Wordでしか作ったことがないなら「ラベル屋さん」を一度使ってみることをオススメします。作業効率も良いし、出来ることが圧倒的に増えます。

詳しくは「【名刺自作】無料で初心者でもすぐ作れる名刺デザインソフトを紹介」で解説していますので、そちらをご覧ください。

名刺デザインソフト
【自作名刺】無料の名刺作成ソフトを紹介【初心者にもカンタン】

初心者にもカンタン、無料で高機能な名刺デザインソフトを紹介します。名刺を自作したいけど「どんなソフトで作るのか分からない」「ソフトにお金を掛けたくない」「初心者でも簡単に作れるソフトはないか」とお悩みが全て解消します。

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インクジェットにオススメの名刺用紙のまとめ

最後にこれまでの内容をまとめておきます。

インクジェットプリンターで名刺を自作する場合にオススメの名刺用紙は次の3種類です。

  1. エーワン マルチカード 名刺用紙 両面 クリアエッジ 厚口
  2. コクヨ インクジェット 名刺用紙 クリアカット 厚口
  3. プラス 名刺用紙 いつものカード キリッと両面 特厚口

同じメーカー、同じタイプでも種類が沢山ありますので、購入する時は間違えないように注意しましょう。

また、名刺用紙メーカーの作成ソフトを使っていても、名刺の配置位置が同じなら、別の種類の用紙や別のメーカーの用紙に変えても、デザインを作り直したり、ソフトを変えたりする必要はありません。
Wordやその他のソフトで作っている場合も同じです。

名刺用紙についての詳しい知識は他の記事を読んでもらうのが良いですが、その辺りを集約してオススメしているので、ささっと作りたい人は読まなくても問題ありません。ただし、プリンターとの相性で印刷できない場合もなくはないので、こちらの記事を確認しておくと安心です。

名刺用紙を買う時に必ず確認するべきポイント【4個だけ】

自分のプリンターで問題なく印刷できる名刺用紙かをチェックする4つのポイントを紹介します。名刺用紙は色んなメーカーのプリンターで使える汎用紙ではありますが、プリンターの給紙方式や印刷方式によっては全く使えない場合があります。

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